椅子クッションの選び方
蒸れにくい、涼しくて清潔な夏の椅子用座布団(ブレスエアー素材のシートクッション)を中心にまとめ
■イスのシートクッションの選び方
●購入する前に考慮する点： 用途、素材、大きさ、色・デザイン、生地、清潔性、価格
●素材別の長所と短所
・硬綿
弾力性があり安定、どっしりして座り心地がいい 永く使われてきた自然素材の安らぎ 重いが安定 安い やがて、へたる 洗いにくい 通気性が最も低い ダニ・カビ
・ポリエステル綿 安い 軽い 弾力性が弱い
・ウレタン
体圧分散、包み込む感じで、シートクッションとして人気素材 夏は蒸れる 熱に弱く、気温が上がる夏には新品でもへたる(冬になれば復元力が回復) ダニ・カビ
・★エアヴィーヴとブレスエアー系 通気・耐久・清潔
エアヴィーヴが広めた網状のスプリング構造
夏は最適、通気性がウレタンの10倍、お尻が蒸れにくい (実際の通気性はシート布地次第)
軽い＝ずれやすい・安定しない
簡単に水洗いできる
数万回の圧縮でもへたらない。しかし素材は熱に弱いため、50度以上でへたる。日干しするとへたるし、乾燥機は不可→陰干し
体圧分散 指で押すと、簡単につぶれるが、お尻全体で座ると案外底づきしない
ダニ・カビ少ない(ダニの好物である繊維くずが発生しない)
通気性が10倍だから10倍涼しいわけではなく、実際にはカバー素材が(たとえダブルラッセルでも)通気をはばむため、夏の猛暑日にはお尻がやはり蒸れる。他の素材よりは涼しい。
どうせ蒸れてしまうならば、水に強い性質を生かして、夏にはクッションを少し水に濡らしてから座るという使い方もできる。やや涼しい
●大きさ
ダニアレルギーやアトピーの場合、洗濯機で洗えるサイズを
椅子用としては40cm x 40cmぐらい
●布の生地など
家庭用は綿が多い 業務用はポリエステル(しわになりにくく長持ち、多人数の使用に耐える)
夏用は、メッシュやダブルラッセルなど通気性の良い生地。ただし肌に当たるとゴワゴワ
●デザイン・色 用途、部屋の雰囲気に合わせる
■エアヴィーヴ・ブレスエアー系
●エアウィーヴ クッション
■ブレスエアー素材を使った三次元スプリング構造製品
●アイリスオーヤマ エアリー
●★標準的なブレスエアー シートクッション
■そのほかの三次元スプリング構造のクッション
●フィールエア クッション
■そのほかのイスクッション製品各種
エアクッション 座布団
自動的に空気が入る インフレートざぶとん
夏に涼しい空調 座布団
円座 真ん中に穴 痔にも
バランスボール
■骨盤サポーター 骨盤支えてくれるミニ座椅子のような製品 腰痛や肩こり対策に
腰まわりを支えて、背筋がピンと伸びる 穴があいている製品は蒸れ軽減
ボディメイクシート 「スタイル」 Body Make Seat Style
大きな花びらのような骨盤座椅子 整体師と開発された 腰痛対策にも 長時間使用は痛くなるのでクッション併用 バックジョイ(自由度が高い)と違い、自然と悪い姿勢に戻ることはない 腰が強制的に伸びる
女性を想定、大柄だと左右上部が横腹にあたる
子ども用はMTG(エムティージー) Style Kids
BackJoy
自然と背筋が伸びる 長く座っていると姿勢崩れる 猫背になることもあるが、ほどよいという声も ゆりかごのように揺れるので体の特定部位が痛まない 滑りやすい 床座りでは自由度は少ない
サイズが選べる 「リリーフ」よりも総合的には「ポスチャー＋」がいいとする意見も 「リリーフ
」 と
「コア」は全く同じ商品 アメリカから輸入のため配送に２週間待つことも
エスバック
S-Back
バランスチェア 『ゆらゆら美腰(びよう)』
背筋らくらくサポートメッシュ
椅子に取り付け。背中も座面もメッシュ。お尻部分はあまり柔らかくはない。長く座っても少なくとも背中は蒸れない。車椅子にも。背中メッシュは100円店にもあり
スーパークッション ドクターエル
■座椅子
凛座 骨盤を支える座椅子
座椅子
和座椅子 畳・床に置く、旅館に必ずあるタイプの座椅子
■出典・リンク
爽快潔Living ブレスエアー専業加工メーカーを母体とするブレスエアー専門店。マットレスやクッション各種。FAQに使用法などが詳しい
素材については「マットレスの選び方ページの出典・リンク」を参照
朝日新聞デジタル 「あごを引き、頭を真上に 肩こり腰痛防ぐ、正しい椅子の座り方」 2015年7月11日03時30分 より以下引用：
「姿勢に大きく影響するのはパソコンだという。「ノート型は姿勢の面からは長時間使うようにできていない」。目線が低くなりすぎないように本体を台で持ち上げ、キーボードは外付けの物を使うのがいいという」 引用終わり
■関連ページ
マットレスの選び方 素材がクッションと共通なため、マットレスについて調べると、クッションの選び方も分かる。
