各繊維の特性
綿、麻、羊毛、ポリエステルなどの長所と短所
■まとめ
綿 →肌 ←ポリエステル
絹 →美 ←キュプラ
麻 →夏
羊 →冬 ←アクリル
ポリエステル →シワなし
ナイロン →靴下
ポリウレタン →伸
■天然繊維
●綿(木綿、cotton) →肌着、タオル、衣類
植物繊維 線維長が長いと高級 冬山では汗で冷える
肌触りがよい、水(汗)を吸ってくれる、吸湿、通気 耐久性がある、強い、伸びない、縮む シワ 安価
水に強く、洗濯機で洗える なかなか乾かない
カビ、虫
・オーガニックコットン
化学薬品などを使わず栽培。栽培過程ではCO2排出量が多いとの批判も
●シルク(絹) →ネクタイ、ブラウス、スカーフ、和服 向き
動物繊維。蚕(蛾の幼虫)を外界の厳しさから守る繭から作られ 肌のような、なめらかな肌触り
光沢があり、線維の中で最も美しい
軽い、やわらか、しなやか 冬暖かく、夏は涼しい(保温、吸湿、通気) ドレープ性
洗濯は面倒：水に弱いので洗濯機では洗えない(手洗い、陰干し)→ドライクリーニング
汗でしみ、日光で変色、虫が食べる 高価
●麻・リネン →夏物衣料 ハンカチ向き
植物繊維 ひんやり 中空構造で、線維が吸ったり吐いたり 洗濯機で洗える 引っ張りに強い シワになる、縮む、毛羽立つ 保湿しない
●羊毛 →冬物、セーター、毛布、布団
規則正しい縮れ（クリンプ）が特徴。保温、伸縮・弾力。水をはじき、吸湿。シワになりにくい
虫がつく、毛玉。熱に弱い、縮む、黄色く変色 手洗い
■合成繊維
ナイロンやアクリルなど合成繊維は石油などから作られる ほとんどが洗濯機で洗える
合成繊維の代表は、ポリエステル・ナイロン・アクリル
ポリエステル →ワイシャツ、ズボン、スカート
最も多く生産 コットンライクで、衣類に向く シワになりにくい。丈夫。乾きが早い。
吸湿性が少ない。静電気
ナイロン →靴下、水着、スポーツ
デュポン。絹に近い 非常に強く弾力。シワになりにくい。薬品・カビ・害虫に強い
吸湿性が少ない。静電気。黄変する。熱に弱い
アクリル →冬 セーター、毛布
デュポン。ウールに近い。ふんわり、保温、暖かな肌触り 汚れやすい、毛玉
シワになりにくく、とても軽くやわらかい。カビ・害虫に強い。
吸湿性が少ない。高温に弱い。静電気、汚れやすい
ポリウレタン →水着、ブラジャー、コルセット
すごく伸びる、ゴムのように伸縮自在で、摩擦に強い、丈夫、軽い 熱に弱い
レーヨン →下着、寝具、カーテン
肌ざわりよい シワ 水に弱い
キュプラ
絹(きぬ)に似た光沢
■出典・参考サイト ありがとうございました
東急ハンズHint File Wikipedia 匠抜き 繊維の種類
